リビングルーム

読書したりテレビを見たり、友人や家族と過ごしたりするリビングルームは、生活やくつろぎの場所として、モビリティと快適さを併せ持つ必要があります。立ち上がりやすいリフトチェアや、座った状態で体を保持する「シェル」チェアのような特別なひじ掛け椅子がそれを支援しています。また、常識的な配慮も転倒を予防します。

高齢者のように、平衡感覚や筋力が衰えている人の多くは、ひじ掛け椅子から立ち上がるのに苦労します。その苦労を心配せずに、リビングルームのひじ掛け椅子の快適さを楽しむにはどうしたら良いのでしょうか。

楽に立ち上がれるひじ掛け椅子

電動リフトチェアは、心配したり余分な助けを借りたりせずに活動の幅を広げることで、利用者の自立を支援します。ひじ掛け椅子のモデルによっては、昼寝用のフラットな位置から、テレビの前でくつろぐ際のリクライニングの位置、普通に座った位置、移動するために立ち上がる位置まで、ポジションを切り替えることができます。リモコンを操作して座席の下にあるモーターを作動させ、座席を持ち上げることで、楽に立ち上がれるよう支援します。

転倒を防ぐ

リビングルームは、高齢者や身体障害者が転倒することなく移動できるような場所でなくてはなりません!以下のようないくつかの点に注意して、安全な環境を整えるようにしてください。

  • 床に障害物を置かない(電線、新聞ラック)
  • 敷きつめたカーペットや滑りにくい床を優先し、端に接着テープを貼っていない滑りやすいカーペットは取り除く
  • 高い場所に日用品を置かない
  • 部屋を十分明るくする

姿勢をしっかり保持した移動と休息

「シェル」チェアは、しっかり身体を保持する椅子が必要な筋肉の弱い人、要介護の人、または運動時の痛みに苦しむ人のために作られたひじ掛け椅子で、人間工学に基づいた形状のため、ベッドや車椅子を使用せずに、座った人を頭からつま先まで快適な姿勢に保ちます。車輪が付いた、十分幅が狭いこのひじ掛け椅子は、部屋から部屋に移動しやすく、リビングルームに置いて休息、娯楽、おもてなしといった時間を過ごすことができます。