チュアンヌ、その過去から現在まで:当社の歴史

1847年の創業以来、幅の狭い弾性繊維製品を専門とする当社は、常に革新を続けながら、医療およびスポーツ用装具の生産へと進化してきました。フランス国内での発展を続けながら、世界各地で子会社を設置し数々の企業を買収することで、その製品および販路を拡大してきました。

  • 創業から大戦後の時代まで 

1847年、モーリス・チュアンヌの祖父、オーギュスト・カタエールが、サンテティエンヌで製造されたリボンの取引を専門とする「カタエール・エ・コンパニー」を設立。1900年にはパリの万国博覧会で受賞し、その躍動力と革新性が既に当社の特徴となっていました。モーリス・チュアンヌが1914年に社長に就任。当社は二つの世界大戦に挟まれた時代に医療分野に舵を切り、この戦略的な方向転換により独立性を確保することとなりました。BiflexとNéoplastexの2つの商標が1932年に登録されました。

  • 1950年代から90年代:現代

1956年に、チュアンヌの最初のロゴが誕生しました。1968年には、Thuasne Sportの元となったNovélasticが作られました。1981年には、新しい腰サポーター、Lombaxを発売。これは後に幅広いラインナップを持つシリーズとなりました。1984年に海外で初の子会社がベルギーに誕生。1992年には、弾性ストッキングシリーズ、Venoflexが発売されました。エリザベート・デュコテがグループのCEOに就任。家族経営の当社の発展と国際的な展開を引き続き牽引しています。その一環でチュアンヌは、静脈圧迫を専門とするドイツのZimmermann社を買収しました。

  • 過去20年間の国際的な発展と拡大

1994年から2015年にかけて、チュアンヌはイタリア、オランダ、スペイン、チェコ、米国、ハンガリー、スロバキア、スウェーデン、アルジェリアに子会社を設立しました。また、日本に営業所を設立するとともに、整形外科用装具が専門のスペインのPerez-Prim社、在宅医療が専門のオランダのVihome社、乳房プロテーゼが専門のドイツのThamërt社、スウェーデンのBegat社とMediband社、米国のTownsend Design社、イギリスのOrthotic Composites社など、世界各地で企業を買収しました。また、インドのTynor社ともパートナーシップを結んでいます。

  • 2015年以降:未来に向かって

2015年、チュアンヌはAgoraをオープンしました。サンテティエンヌの5番目の施設となるこの場所は、「活気ある」スペースとして、当社の現代性を体現しています。ロゴもまた新しくなり、包帯の一部を解かれた天使が、よりシンプルなデザインで表現されています。チュアンヌの発展はさらに続き、2016年には米国のQuinn Medical社を買収し、中国ではオンライン販売のプラットフォームを開設しました。そして2017年、グループは創業170周年を祝いました。

チュアンヌ、その過去から現在まで:https://youtu.be/-xvk50B72kk